こんにちは
エリザベス女王杯の有力馬見解と個人的に気になる穴馬について書いていきます。
昨年はアカイイト勝ち、全体的に荒れる結果となりました。
ただ、毎年そういう要素があるレースなのは間違いないと思います。
個人的に考えている理由としては、持続力勝負になりやすい条件だからです。
牝馬なので、基本的にはキレ比べになりやすいですし、そういうタイプの馬が多かったり、そういうレースを経験していることがほとんどです。
なので、持続力勝負になると経験もなければ自分の長所とは違った土俵になるからだと考えています。
馬のタイプがポイントになって来ると思いますので、そういうところを気にしながら書いていきたいと思います。
ということで本題書いていきます。
有力馬
デアリングタクト
前走は負けてしまいましたが、トラックバイアスによるものが大きかったのは間違いなかったと思います。
1~4着馬の道中の位置と直線各馬がどこを通ってきたかで大体分かるかなと思いますが、圧倒的にイン有利のバイアスでした。
なので、道中も後ろで4コーナーも大外ぶん回したこの馬としては、真逆のところを通ってきたのである程度言い訳はきくかなと思います。
今回の話をするならば、やや外寄りにトラックバイアスが出ている阪神なので、道中ポジション含めて通りそうなところは良い位置になるのかなと思います。
宝塚記念で結果は出していますけど、周りがばててたところを差しこんできただけなので、本当にあれが適性あって強かったと言えるかは半信半疑ですね。
エピファネイア産駒の成長力の乏しさが多く言われるところになっていますが、この馬もその説に乗っかっていると思います。
エルフィンSやJCが強かったのは間違いないですが、そこからパフォーマンスを上げているかと言われるとNOに近いと思いますし、近いパフォーマンスを出したかと言われるとそれもNOかなと思います。
牝馬同士になるので、強かったときのパフォーマンスを出せれば勝負できますけど、”出せれば”というところですね。
ケガもあって思うような調整ができていなかった点はあるので、調整面が上手くいっていればですね。
個人的には、復活に期待するにはオッズが渋いかなと思いますので、重視はしたくないなという感想です。
スタニングローズ
古馬との対戦になるのでそことどこまでやれるかですね。
これまでそこまでペースの速いレースを経験していないので、早くなったときへの対応はポイントですね。
ポジションを取る競馬をしているからですけど、使っている上りは目立つことはないかなと思います。
秋華賞のように立ち回って早めにGOして押し切るというのが合っているというところでしょう。
持続力は持っていますけど、スローの中からの持続力なので、もう少しペースが流れたときに同じように持続力を発揮できるかどうかですね。
ただ、血統面からそういう感じはあまりしないので、古馬相手になってペースが流れてパフォーマンスを上げることはあまり考えられないかなと思います。
昨年のアカイトリノムスメに近い感じでしょうね。
キンカメ産駒でもありますので、上手く立ち回ることはできますけど、それが勝ちにつながるまでではないので、ここでも通用する長所とは言い難いですね。
キンカメ産駒あるあるの、総合力は高いけど、尖った要素がないので、なにかにやられるという感じですね。
ナミュール
前走は4コーナーで外に膨れてしまったというところがあるので、小回りコースは良くないというのはあったのでしょう。
この馬の特徴的にそうでないほうがいいのはある程度理解できますし、それだけでなく走りのバランス的にもそういう要素があったという感じですね。
春までは使い減りしちゃう体質だったので、秋になって体質強化されているかどうかですね。
どちらかというと秋華賞が目標ではあったと思いますので、そこに向けて仕上げてたことを考えると上積みは乏しいのかなと思いますし、使い減りするタイプなことを考えるとより上積みはあるとは言えないかなと思います。
加えて、持続力タイプではないので、今回の条件には合っていないのかなと思います。
逆に腹をくくって他が動いて行くところを我慢して、ワンテンポ置いてラストを活かすような形で走れるかですね。
ただ、鞍上は武史なのでそういう競馬をするとは考えにくいのでもろもろ考えるとここで狙える馬ではないのかなと思います。
穴馬
ウインマリリン
好位からの持続力と言えばこの馬ですね。
好位から運んでしっかり前で粘り通すというタイプです。
スローからの瞬発力勝負に長けているわけでもないですけど、多少遅くなってもラストの脚も十分持っているので対応は可能です。
同舞台の2走前は好位で立ち回った中では実質最先着と言っても良いかなと思います。
同じようなポジション、自分より前にいたのはタイトルホルダーとディープボンドだけでその他は後ろからの馬なので、十分頑張ったと言えますし、内容も良かったと思います。
しっかり番手を確保してそこから立ち回ってきて、4角もう少しグッと来てくれればよかったと思いますが、それでもしぶとく伸び続けていたので、この馬自身はしっかり評価すべきだと思います。
さすがに持続力勝負で牡馬と戦ってはそちらに分があるのは当たり前ですので、それを考えてもやはり頑張ったと言えると考えています。
これまで、脚元の関係で昨年とかもそうですが、安定してパフォーマンスを出すことができませんでしたが、しっかり手術、治療したことにより悪いところが解消されて調整や馬の調子もかなり上向いているというところですので、そこはかなり大きい上昇要素でしょう。
関東馬ですが、栗東入りも輸送も一週前に済ませており、そこまでするくらいの熱の入れようを考えると陣営も自信があったり勝負しに来ているというところでしょう。
栗東滞在の厩務員などの費用は厩舎持ちみたいですから、そこまでして持ってきているということを考えても相当な勝負気配でしょうね。
幸か不幸かは分からないですけど、武史はナミュール乗りますし、松岡騎手よりも他のウイン乗るということで鞍上ダミアン・レーンですから大きなプラスでしょうね。
ウイン主戦の松岡騎手で、ウインマリリンもデビュー当初から高い評価をしていたので、前走も乗っていることを考えると選択権あったはずですけど、それでもダミアン・レーンになったということは松岡騎手の選択か、ウインの選択かは分からないですけど、後者なら相当ウインも取りに来ているかなと考えています。
手塚厩舎も関西で強い厩舎ではないですけど、勝負の時には外国人騎手起用するので、そういうところを踏まえてもという感じですね。
もう少しトラックバイアスが内にあってくれればより狙えたと思いますけど、そうでないからこそ逆に注目集まらないと考えての狙いだと思います。
まとめ
以上になります。
3歳馬がどうしても人気になったり、今週からムーアやレーン、そして前からクリスチャンもいますので、外国人騎手が人気になりやすいので、過剰人気には気を付けていきたいところですね。
今回取り上げた中で注目している馬をランキング紹介文に書いておきますのでぜひ参考にしてください
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